現役大学生対談・インタビュー

現役鳥大生に聞いたおススメ物件と生活環境の変化

2021.05
対象者:
北村さん

鳥取大学3回生、愛知県出身

インタビュアー

アパマンショップ下山

今回対談した北村さんは現役大学生で、昨年より二年間アパマンショップ鳥取大学前店にてアルバイトスタッフとして接客してもらっています。そこで学生目線でのおススメ物件や入居してみたいと思う物件、昨年繁忙期より続くコロナ禍での学生生活の変化など聞いてみました。

01

繁忙期を終えて

下山
下山

まずは北村さん、繁忙期お疲れ様でした。

北村さん
北村さん

お疲れ様でした。

下山
下山

学生スタッフとしてアパマンショップでお手伝いしてもらってありがとうございます。学生とは思えない働きで店長も頼りにしていたとの事です。また、他の学生スタッフへの指導もしていてまさに将来の社員にと社長も望んでいましたよ(笑)

北村さん
北村さん

ありがとうございます(笑)。私は学生アルバイトとして2年間鳥取大学前店で繁忙期を体験させていただきました。学校と職場を掛け持ちできる大学生という唯一の立場から感じたことや考えたことをお話できればと思います。

下山
下山

早速ですが、お客様へ物件を紹介や案内となった時に、気になったポイントなどありましたか?

北村さん
北村さん

昨年と今年の繁忙期を体験してこの2年間を比べても入居者様の求めるニーズにも変化が現れ始めたと感じました。 まず、特に顕著に違いが表れたのはインターネット回線の有無についてです。これは、学生だけに限った話ではないのかもしれませんが、ご来店されてお部屋の条件をお聞きしたときに、インターネットが即日使用可能な物件を求めるお客様が多数いらっしゃいました。特にルーターの購入が必要なく、パスワードを入力してWi-Fiが使用できる物件はお客様の関心も高かったです。

北村さん
北村さん

大学生について例を挙げますと、今年は後期試験の発表が3/21(土)で3/28(日)にはお引越し、その3日後にはオンラインでのオリエンテーションというスケジュールでしたので、お部屋探しからお引越し、ネット回線の確保までをわずか10日間で済ませなければなりませんでした。そうなると、インターネット回線の心配がなくなるだけで心理的な負担もかなり軽減されたことでしょう。 また、新型コロナウイルスが終息したとしても多方面でオンライン化が進むことが予想されます。それを考慮しますと、共益費を上げたとしても無料Wi-Fiの導入や、ルーターをあらかじめ設置しておくことが最も入居率向上に効果的ではないかと考えました。

下山
下山

なるほど、以前からネット無料のお部屋のニーズは高かったけれども、今年はさらに需要が高かったわけですね。今の時代スマホの普及が進みいつでもどこでもだれとでも会話や動画を楽しみ、WEB検索をしているわけですもんね。そこでスマホのギガ数が気になるとか、面倒なネット回線の契約手続きをする必要がないってことでも、お客様の反応がよかったということですね。そうなると、今後は更にネット使用料無料や使用料が発生したとしても、入居してすぐにネットに繋げられる環境というのは必須となりますね。

02

時代に沿ったお部屋需要の変化

下山
下山

その他にも気になったポイントなどありましたか?

北村さん
北村さん

はい。次のポイントとしては、お部屋の内装についてです。多くのお客様は2つ3つ気になる物件を絞って現地に赴き、内覧をした後にお部屋を決められています。そこで最後の一押しとなる重要なポイントが内装のキレイさや清潔感です。価格帯や間取りなどが等しい条件の物件を並べた時に、最後に決まる物件は内装がキレイなお部屋です。これは100%といっても過言ではありません。 これに関して、最近の情勢ならではの興味深い話があります。私の先輩にあたる就職活動をしている大学生の話です。このご時世では就職の面接はほとんどの企業がオンラインでのWEB面接を行っています。その時に双方のカメラをオンにして面接を行うのですが、その人はカメラの画角に室内の古い建付けで粗が目立ってしまうと印象が悪いので、わざわざホテルを借り就職活動の面接を受けているそうです。これを聞いて、この話は他人事ではないと感じました。この先の社会では感染症に関わらず、オンラインでの面接や会議は増えていくでしょうから、そうなると室内がしっかりとメンテナンスされているお部屋は数年以内に需要が高まると予想されます。 これを踏まえると築年数がそこまで浅くない物件は、アクセントクロスへの張替えや間接照明の設置など、お部屋がキレイに見えるリノベーションを行うことでお部屋の需要を一段と高めることが可能になると考えました。

下山
下山

わざわざWEB面接をするのにホテルを借りてまで行っている学生さんがいるのですか。北村さんも来年には同じようなことになるかもしれませんね。じゃあその時にホテルを借りるか、今のうちに部屋をキレイにしておかないとね(笑)

北村さん
北村さん

そうなんですよ、私は掃除が苦手なのでどうしようか悩みます(笑)

下山
下山

以前TVでもやっていたけれど、自宅でWEB会議をするのに背景が映るのが嫌で、自宅の押し入れを改造したりして1人部屋のニーズがあるというのを見たことがあります。確かにゴチャゴチャしている部屋が映るとその人の印象も悪くなってしまう。字がキレイな人の印象がいいのと同じ感覚かな。これからはそういう新たな価値観が生まれてくるのでしょうね。外観もだけど、内装がより大事ということですね。すごいですね、流石期待の新人(笑)、いろいろと考えて紹介や案内をしていたんですね。でもどうしてもお客様の希望に添えない物件もあるじゃない。そういう時はどうしてましたか?

北村さん
北村さん

そうですね、私は日当たりが悪い・立地が良くないなど、変えることのできない条件で悩むよりも、一つでも多くその物件の良いところをご紹介できる方がいいと考えており、この2年間、物件を見に行った際に必ずその物件の一押しポイントを見つけてノートにまとめて暗記をするようにしていました。 そのノートを見返してみると外観の植物が切り揃えられていて清潔感がある、共用部の管理が行き届いている、ゴミ捨て場の清掃ができているかなど、今すぐにでも改善できるようなことをたくさん書いていました。 ふり返って再び思うことは、ほんの些細な掃除や手入れをするだけでも、お客様からの第一印象をガラッと変えることができる可能性があるということです。そして私たちもより自信をもってその物件をご紹介することが出来るようになって正の連鎖が続いていきます。私にはリフォームや改装工事などの難しい提案をすることはできませんが、このように費用と手間を最小限に抑えて最大限に物件の魅力を引き出すことができるのではないかと思いました。

下山
下山

確かに。お金をかければいい物件になるのは言うまでもないけれど、掃除や整理整頓といったことは手間をかければできることだから。そこは管理会社としてちゃんとしないといけませんね。

03

リノベーションブランド「リノッタ」の物件

下山
下山

当社では『リノッタ』というリノベーションブランドを使ってリフォーム提案をし、学生向け物件のオーナーさんへもご提案して空室対策や物件価値の向上を図っているのは知ってますよね。やはりリフォームをしてもらうことはオーナーさんの出費になるのだけれども、そのお部屋は賃料を上げられるきっかけにもなるし、入居になりやすいといったメリットがあって力を入れている事業なんです。さらに修繕にかかった費用は経費として処理することが出来るので、節税対策もできて一石二鳥という感じです。 北村さんも何部屋か見てもらってるけど、お気に入りのリノッタ部屋はありましたか?

北村さん
北村さん

五番館のリノッタ部屋が印象に残っています。五番館はRC造でオール電化と、学生向きの物件の中では好条件だと思っていました。しかし、北向きの部屋は案内する時に薄暗い印象もあってなかなか申込に至らずもどかしい気持ちでした。 そんな時リノッタによるリフォームが施され完成したお部屋を見に行ったところ、見違えるほど清潔感がありモダンスタイルのリビングになっていました。リノッタの詳細はライトグリーンの明るい天井クロスへの張替え、更にはアートワークスタジオを連想させるオシャレな照明設備の設置です。私は内装だけでこんなにお部屋の雰囲気を変えることが出来るのかと大変驚きました。ですからこちらのお部屋がおススメするにいたりました。

お部屋詳細→https://www.tottoridaigaku-chintai.com/room/2200785/

下山
下山

五番館のリノッタ部屋は、北向きのバルコニーという変えられない条件を、明るく清潔感のある内装でカバーするという形で物件の魅力を引き出した良い例だよね。これからも魅力あるお部屋造りをしていきたいと思っています。北村さん、今日は貴重なお話を聞かせてもらってありがとうございました。